どこでもうまくやれていた昔の私と比べて……

今週のお題「引っ越し」

 

父親の仕事の都合で、幼少期にたびたび引っ越しをした。 

 

思い返して思うことは、いまよりも人間関係をうまく築けていた。 

人に恵まれたこともあるが、生きやすかった。 

 

精神年齢は変わらないのに、歪みだけプラスされたような。。 

プライドも高い。 

見栄も張りたい。 

 

ほとほと、しょーもない。 

 

いま一番近くにいる人は、 

「あのときは仕事ができなくて」 

「職場から仕事の覚えについて言及されて」 

「昨日間違えて迷惑かけちゃってさー」 

など、自分の失敗を話してくれる。 

 

それに比べて、わたしは失敗を人に話せない。 

自分を良く見せたいからだ。 

 

つまらん。 

 

幼少期どこに行ってもうまくやれていたのは、きっと濁りがなかったからだろう。 

生きているうちに嫌な経験をたくさんして、私は変わってしまった。 

 

あのまま生きられればどんなに良かったか。 

 

嫌なことがあったら、あのころの自分になれるように目をつぶってみようと思う。 

心だけなら、そこから逃げてもいいじゃないか。 

心の引っ越し……なんて。

 

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